05732-191223 弁護士なりたてのshioゼミ卒業生が自宅の執務環境を研究するために来訪したので「立ち机」やHHKBの「デュアルキーボード」などを詳述します
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成蹊大学法学部卒業後、東京大学ロースクールの既修コースに進学し、2年間で修了した後、初めて受験した司法試験に合格。12月、司法修習の修了試験(二回試験)に合格し、弁護士登録したshioゼミ卒業生が研究室を来訪。就職先の超大手法律事務所の近くに借りたマンションの自室に執務環境を整えるべく、shio.iconのデスク等を参考にするため。
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それではshio.iconの研究室における執務環境のポイントを詳述しましょう。
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2012年以来、「立ち机」です。
現在、その高さは100cm。以前は90cmのテーブルを使っていましたが、2012年1月に100cmに代えて以来、それに落ち着いています。
詳細は下記の記事をご参照ください。研究室、自宅とも、写真も色々載っています。現在も変わらずそのスタイルで使っております。
立ち机の下に、足を乗せる部分(あるいは台)があると快適。
高さは20〜30cmくらい。ここに片足を乗せていると腰が楽で落ち着く。
机の下に「ステピンボード」を置き、そこに乗ったり、その上で飛び跳ねたりしながら作業。 今ググったところ、「Dr. ステピンボード」はすでに売られていないようですね。素晴らしい製品だったのに残念。 研究室、自宅とも、立ち机のほかに座って作業するテーブルとデスクがあります。
高さを調整できるデスクも最近は安くなっていますので、選択肢になりますね。shio.iconの場合は、高さ調整機能のない立ち机と座位机、両方を使い分けております。
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shio.icon 目からモニタまでの距離は90〜120cm。
モニタが遠い方が目が楽。
モニタは、キーボードを載せているデスクではなく、その奥にある書棚に、目の高さに合わせて置いています。
モニタを見上げず見下ろさず、水平に見ることができる位置です。低いと首に負担がかかり、高いと目の開口面積が増えて、目が乾くので、目の正面やや下くらいに設置しております。画面上部のメニューが目との真正面(目と同じ高さ)に来る位置です。
デスクに置くのではなくデスクの奥の棚(あるいは書棚)にモニタを設置する方式は大学院生の頃から20年以上継続中。CRTディスプレイの時代はホームエレクタに乗せていました。
おかげで、1988年から32年にわたって毎日長時間モニタを見続けおりますが、視力は1.5を維持しております(でも老眼は進んでいます^^)。
HHKBに関連してよく尊師スタイルが話題になります。shio.iconは尊師スタイルの場合でもキーボードはMacBook Proの手前半分、トラックパッドの上に置いております。本当はMacBook Pro自体も(90年代のように)キーボードを手前に置き、トラックパッドを奥にして欲しいくらい。 shio.iconは原則として尊師スタイルではなくラップトップタイピングスタイル。キーボードは太腿に乗せて、机の下に位置します。姿勢が良くなって上半身が楽です。その場合、手を伸ばしてもモニタに届かない距離、手を伸ばしてちょうどトラックパッドに届く距離(目からモニタまでの距離は実測80cm)にMacBook Proを置いております。 https://flic.kr/p/2i198bJ https://live.staticflickr.com/65535/49228342666_e81231b3c6_k.jpg
HHKBを2台並べるデュアルキーボードにすると、左キーボードの左半分を左手で、右キーボードの右半分を右手で使います。ちょうど、両手が肩幅に開くので、胸が開いて呼吸が楽です。人生の長時間、キーボードを使っているので、タイピング時の姿勢をできる限り自然な状態にすることで身体への負担を最小化したいと思うのです。 https://flic.kr/p/2i1aikA https://live.staticflickr.com/65535/49228571932_9d9d7b124d_k.jpg
1988年にMacを使い始めた時、マウスを左右どちらに置くかを検討し、空間把握をするのは右脳なのでマウスは左手で使うべき、と考えて左手で使い始めました。当時のMacのキーボードには左右両サイドにマウスを接続する差込口(ADBボート)がついていたからです。当時からAppleはユニバーサルデザインを心がけていたのです。
一般的なキーボードの右側にはテンキーがついているので、その右にマウスを置いた場合、ホームポジションからマウスまでの距離が長い。左側ならホームポジションのすぐ左隣にマウスがあるので、キーボードからの距離が近い。
表計算アプリ使用時、テンキーとマウスを行き来する場合に、両者を右手で使うより、左手でマウス、右手でテンキーを使う方が効率的
さらに、人差し指と中指のうち、中指の方が感覚が鋭敏でボタンを押しやすいので、特にWindowsの場合、右手でマウスを使うと中指が右クリックになってしまいます。特に老人にコンピュータの指導をしていて、左クリックをしたくても右クリックをしてしまう現象を何度も見てきた経験から考えると、マウスを左手で使えば左クリックを中指で押せることにより自然に(余計な意識をせずに)コンピュータを扱うことができます。
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shio.icon キーボードを置いている高さ100cmのデスクの左に、高さ90cmのテーブルを置き、そこにScanSnapを3台置いています。 ただし実質的に使っているのは中央のScanSnap SV600のみです。書籍を開いた状態でスキャンできます。左右のスキャナは旧型なのでほぼ使っておらず、下記のiX1500をメインに使用しています。 https://flic.kr/p/2i1aipi https://live.staticflickr.com/65535/49228572147_6bd9cd3df1_k.jpg
研究室にはできるだけ紙を持ち込みたくないので、出入り口の近くにスキャナを置き、研究室に入る導線で、スキャナに書類を置いて、スキャンしてしまうためです。スキャン済みの書類は、スキャナの排紙台に置いたままにし、ある程度たまったら一挙に廃棄します。まれに紙自体が必要になる可能性を考えて即座に廃棄していないのですが、紙自体が必要になる機会はまったくありません。
詳しくは、『デスクが片付くデジタル超整理術』のインタビュ記事4ページで詳述しております。
スキャナを使うために唯一使っている重要な文房具がサンスター文具の「はりトルPRO」。 https://flic.kr/p/2i1aiqA https://live.staticflickr.com/65535/49228572222_badcb26063_k.jpg
shio.icon プリンタはデスクの下(奥)に高さ30cm程度の台の上に設置しています。と言っても使う機会がほとんどない。。。
CANONの相当古いプリンタ。
この記事の内容もアップデイトが必要ですね。5年たった今、「七つ道具」は何かしら。
2007年8月に帰国後に購入した500枚入りのコピー用紙の束が、12年たった今でもまだ残っています。紙にプリントするのは学生(卒業生)から依頼を受けて作成する推薦状くらいかしら。その他の業務で紙にプリントする機会ってもうないですから。
押印が必要な書類は、スキャンしてある印影をMac/iPadでペイストしてPDFで作成し、オンラインで提出しております。そもそももう印鑑とか紙とか、業務で使うのを一切やめたら圧倒的に楽になります。
研究室に紙を持ち込まない(もし持ち込んだらスキャンして廃棄)、研究室から紙を出さない。これ、21世期の業務の基本。
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身体が楽です。
原宿にあるショウルームで全モデル、試せます。
研究室にいらした方々も、たいがいみなさん、お試しになります。
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だいたい以上です。ご質問などありましたらなんなりとご連絡くださいませ。
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